9/8
【一般知識】今さら聞けない お彼岸の10の疑問 《前半》
いつ行く?何をする?お盆との違いまで分かりやすく解説
「お彼岸だから、お墓参りに行こう」
毎年、春と秋になるとよく耳にする「お彼岸」。
昔から身近な行事ではありますが、
「そもそも、お彼岸って何?」
「お墓参りはいつ行けばいいの?」
「お盆とは何が違うの?」
と聞かれると、意外と分からないことも多いのではないでしょうか。
今回は、そんな**「今さらちょっと聞きにくい、お彼岸についての10の疑問」**を2回に分けてご紹介します。
1.そもそも「お彼岸」って何?
「彼岸(ひがん)」とは、仏教で使われる言葉です。
私たちが生きている迷いや悩みのある世界を「此岸(しがん)」、その向こうにある悟りの世界を「彼岸」と表します。
そのため、お彼岸は単に「お墓参りをする期間」というだけではありません。
亡くなった方やご先祖様を想いながら、自分自身の毎日の暮らしについても振り返る機会として大切にされてきました。
現在では、春と秋のお彼岸にお墓参りをしたり、お仏壇に手を合わせたりするご家庭が多くあります。
2.お彼岸はいつからいつまで?
お彼岸は、春と秋の年2回あります。
それぞれ、
春分の日・秋分の日を真ん中の日「中日(ちゅうにち)」として、その前後3日間を合わせた7日間

がお彼岸です。
2026年の秋のお彼岸は、
彼岸入り 9月20日(日)
中日・秋分の日 9月23日(水)
彼岸明け 9月26日(土)
となります。
毎年同じ日付ではなく、春分の日・秋分の日によって日程が変わるのも、お彼岸の特徴です。
3.なぜ春分・秋分の時期なの?
春分と秋分の頃は、昼と夜の長さがほぼ同じになります。
また、この頃の太陽はほぼ真西に沈みます。
仏教では西の方角に「西方極楽浄土」があると説かれることから、沈む夕日に浄土を想い、亡くなった方を偲ぶ時期として大切にされてきたといわれています。
さらに、暑すぎず寒すぎない季節ということもあり、昔からお墓参りや仏道修行に適した時期と考えられてきました。
4.お彼岸とお盆は何が違うの?
これは、とてもよくある疑問です。
一般的な日本の風習では、お盆はご先祖様をお迎えして供養する時期として親しまれています。
一方のお彼岸は、お墓参りなどを通して亡くなった方を偲び、仏様の教えや自分自身の生き方にも目を向ける期間とされています。
どちらも大切な方を想う機会であることに変わりはありませんが、成り立ちや意味には違いがあります。
なお、お盆やお彼岸に対する考え方は、宗派や地域によって異なる場合があります。
5.お墓参りはいつ行けばいいの?
「秋分の日に行かないといけないの?」
と思われる方もいらっしゃいますが、必ず中日にお参りしなければならないというわけではありません。
彼岸入りから彼岸明けまでの間で、ご家族が無理なくお参りできる日を選んで大丈夫です。
もちろん、お彼岸より少し早くなったり、過ぎてしまったりしても、「お参りしてはいけない」というものではありません。
日付だけにとらわれず、手を合わせようと思った気持ちを大切にしたいですね。
お彼岸は、大切な方を想うきっかけに
ここまで、お彼岸の意味や時期、お盆との違い、お墓参りに行くタイミングについてご紹介しました。
毎年なんとなく迎えていたお彼岸も、その意味を知ることで、少し違って感じられるかもしれません。
「この日に必ず行かなければならない」と難しく考える必要はありません。
ご家族の都合のよい日にお墓へ足を運んだり、故人様のことを思い出したりすることも、大切なお彼岸の過ごし方です。
普段はなかなか思い出す時間が取れなくても、お彼岸をきっかけに、大切な方のことを少しゆっくり思い返してみてはいかがでしょうか。

次回は、
「お墓参りには何を持っていく?」
「お供え物は何がいい?」
「服装に決まりはある?」
「お彼岸にしてはいけないことは?」
「お墓参りに行けないときはどうする?」
など、実際のお彼岸の過ごし方についてご紹介します。

富士市まちなか霊園 ザ・ガーデン富士
☎0545-30-7685

